セカンド顧問弁護士について

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すでに顧問弁護士がいる場合でも、意思決定の重要局面で「別の視点」を取り入れることは、リスクや機会損失を避けるうえで有効です。

また、専門性が高い事項については、その分野に詳しい弁護士に相談することが必要です。ここでいうセカンド顧問弁護士とは、既存の体制を否定するものではなく、相互に補完して企業法務を強くするための枠組みです。

本ページでは、セカンド顧問(セカンドオピニオン)の必要性、よくある課題、当事務所が担う役割などを整理します。

なぜ今セカンド顧問(セカンドオピニオン)が必要か

事業環境の変化が速く、法務の論点も多層化しています。1つの見解だけで突き進むと、思わぬリスクを招くことがあります。また、微妙な法的判断を含む案件は、同産する弁護士によって助言や回答内容が異なることがあります。セカンド顧問は、重要な法的論点について多角的に検討するための「安全装置」として機能します。

  • 法律紛争の複雑化:法的紛争が複雑化し、法的解釈が弁護士によって分かれるケースが増えてきたため、複数の弁護士の意見を聞いて経営判断をした方がバランスよい判断ができ、リスクが小さい。
  • 新たな紛争の多発:たとえばAIに関連する問題、カスタマーハラスメントの問題など、これまで発生しなかった類型の紛争が多発しており、様々な角度から法的な分析をする必要が生じている。
  • 迅速な処理の必要性:迅速に経営判断をこなすべきニーズが高くなり、複数の弁護士を使いこなして、案件を先に進める必要性が生じている。
  • 社内の法務リテラシーの強化:複数の顧問弁護士から助言を受けることで、社内に法的ノウハウが蓄積され、法務管理体制の底上げにつながる。

現在の顧問弁護士へのよくある不安・課題

現在の顧問弁護士に一定の満足はしていても、顧問弁護士に関し、以下のような不安や課題が語られることがあります。

  • 専門分野の方向性が違う:現在の顧問弁護士が、労務関係の相談に積極的に応じてくれない、不動産実務に疎い、など助言を要する分野についてのマッチングが悪い。
  • レスポンス:顧問弁護士が多忙なことが多く、回答待ちが多く発生する。顧問弁護士の事務所が弁護士一人の体制で、対応の柔軟性を欠いている。
  • 高齢化:顧問弁護士が高齢になり、いつまで十分なサービスを受けられるか不安。
  • 経営的観点の欠如:法的リスクについてアドバイスは受けられるが、経営的な観点でのアドバイスが不十分。
  • 費用の見通し:訴訟などを依頼する際の費用が適正額なのかわからない。相見積もりを取得したい。
  • コミュニケーションギャップ:高名な弁護士であるが故に、担当者レベルでは相談するのに気が引けてしまう。

セカンド顧問の役割と活用シーン

ダブルチェックで意思決定の質を高める

重要な契約案件・交渉案件・訴訟案件など、経営に大きな影響を与える案件において、既存の顧問弁護士だけでなく、セカンド顧問にもアドバイスを受けることにより、論点を再度洗い出し、抜け・漏れを防ぐ。それによって、客観性の高い意見に基づく意思決定をすることができる。

特定領域の深掘り支援

既存の顧問弁護士が扱っていない、あるいは経験が少ない案件について、セカンド顧問が調査や相談を担当し、既存の顧問弁護士を補う役割を果たす。既存の顧問と役割分担を明確にし、過度な重複を避けながら、条項設計や社内ルールの具体化を進めます。

プロジェクト単位の伴走

交渉案件、訴訟案件などについて、既存の顧問弁護士が担当している場合に、交渉方針や訴訟方針、あるいは訴訟の見立てなどについて、セカンド顧問が評価し、助言をします。既存の顧問弁護士が気付かなかった論点や、別の観点から交渉や訴訟の進行をチェックすることができます。

契約プランの一例と運用イメージ(詳細は個別見積)

当事務所では、法人・個人事業主様を対象に、継続的にご相談いただける顧問契約をご用意しています。

顧問料は、事業規模や業種、想定されるご相談内容、必要となる対応の範囲などを踏まえて個別に設計いたします。どのプランでも、弁護士が直接対応し、必要な法的サポートを継続的に提供します。

スタンダード
月額顧問料(税別)

50,000 円〜

規模・対象の目安

【個人事業主・小規模法人様】
事業に関する法律相談、契約書確認、取引先・顧客対応などについて、必要なときに相談できる体制を整えたい方。

ビジネス
月額顧問料(税別)

70,000 円〜

規模・対象の目安

【中小企業・継続的な法務対応が必要な事業者様】
契約確認、クレーム対応、社内ルール整備、労務・取引上のトラブル予防など、継続的に法務ニーズが発生する事業者様。

プロフェッショナル
月額顧問料(税別)

100,000 円〜

規模・対象の目安

【複数案件・高度な法的判断を要する事業者様】
複数の案件を継続的に相談したい場合、複雑な契約関係や事業スキームの検討、社内体制の整備など、より踏み込んだ法的サポートを希望される場合。

※上記は目安です。実際の顧問料は、ご相談内容、業務量、事業規模、対応頻度、想定されるリスクなどを踏まえて個別にお見積りいたします。
※顧問料の違いは、相談内容を機械的に制限するものではありません。お客様の状況に応じて、必要な法的サポートを継続的に提供することを重視しています。

なお、個人で継続的なご相談を希望される方についても、内容に応じて月額30,000円(税別)〜で個別にご相談を承ります。詳しくはお問い合わせください。

当事務所がセカンド顧問として提供できる価値と役割

  • 専門性の高度化:当事務所は、企業法務だけでなく、不動産紛争・建築紛争・相続関連業務を多く扱っています。特にこれらの分野について現在の顧問弁護士ではカバーしきれない場合には、より専門的見地から助言を行うことができます。
  • 多角的な視点の提示:多くの案件を処理してきた当事務所の実務経験から、法的なアドバイスにとどまらず、経営的な視点からも助言をいたします。
  • 緊急時のバックアップ:当事務所で顧問先の対応は一人の弁護士ではなく複数で対応しております。既存の顧問弁護士が多忙で緊急対応が困難な場合でも、当事務所は迅速に対応できる体制を整えております。
  • 豊富な経験に基づく訴訟対応:当事務所は相談業務だけでなく、訴訟業務も多く扱っているため、訴訟になった場合の訴訟代理人として、あるいはアドバイザーとしての役割を果たすことができます。

よくある質問(Q&A)

Q
既存の顧問弁護士に失礼になりませんか?
A

最近は、複数の顧問弁護士を依頼する企業様が増えております。意思決定の適正を高めるための体制強化という位置づけを明確にしていただければ、既存の顧問弁護士に対して礼を失することはないと思います。

Q
セカンドオピニオンだけの単発依頼は可能ですか?
A

可能な範囲で対応します。継続的なセカンド顧問契約に移行した方が、事業への理解が深まり、助言の精度とスピードの面で効率化が期待できます。

Q
セカンド顧問にはどこまで相談できますか?
A

セカンド顧問弁護士とはいえ、顧問弁護士であることに変わりはありませんので、既存の顧問弁護士と同様に、いかなる事項であってもご相談していただいて結構です。

Q
貴事務所が特に注力している分野を教えてください?
A

当事務所は、企業法務だけでなく、不動産案件・建築紛争・相続案件の取り扱いが多いです。また、相談・交渉案件はもちろんのこと、訴訟案件も多く扱っており、それらの分野について既存の顧問弁護士の補完をすることができると考えております。

まとめ—既存の体制を「補完」して強い経営体制を作り上げる

法的紛争が複雑化・高度に専門化し、また迅速な経営判断を求められる現在、一人の顧問弁護士だけでは十分ではない場合があります。

セカンド顧問弁護士は、既存の顧問弁護士を補完し、貴社の経営基盤を強固にする役割を果たします。また、重要な新規事業、企業の命運を決する訴訟・交渉案件おいて、セカンド顧問弁護士はセカンドオピニオンを提示し、適切な訴訟・交渉の進行を助けます。

セカンド顧問弁護士の関与の仕方は様々ですので、詳細については当事務所にお問い合わせください。

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